ChatGPTで議事録を作成する方法|会議メモを貼るだけで完成する手順とプロンプト7選

ChatGPT

「会議が終わるたびに議事録作成に1時間近くかかってしまう」「ChatGPTで議事録が作れると聞いたけど、具体的にどう入力すればいいかわからない」

そう感じている20〜40代の会社員の方は多いと思います。実は、ChatGPTを使った議事録作成はとてもシンプルです。会議中に箇条書きでメモをとり、それをChatGPTに貼り付けてプロンプトを送るだけ。たったこれだけで、整った議事録が数十秒で完成します。

この記事では、ChatGPTで議事録を作成する具体的な手順を、初心者でも今日から実践できる形で解説します。そのままコピペして使えるプロンプト7選・よくある失敗と対処法・Before/Afterの比較まで網羅していますので、「今日の会議から使える」状態になることがゴールです。


ChatGPTで議事録を作成する基本の流れ

まず全体の流れを把握しておきましょう。難しい操作は一切ありません。

ステップ1:会議中に箇条書きでメモをとる(スマホ・紙・PCどれでもOK)

ステップ2:会議後にChatGPTを開き、メモとプロンプトをセットで貼り付ける

ステップ3:ChatGPTが議事録形式に自動整形してくれる

ステップ4:内容を確認して、必要な部分だけ修正して完成

会議中のメモは「完璧な文章」でなくて構いません。「〇〇課題→田中さんが対応」「来週水曜までに」「Aプランで決定」といった断片的なメモで十分です。ChatGPTがそれを読み取って、読みやすい議事録に整形してくれます。

ChatGPTへの入力で押さえるべき2つのポイント

ChatGPTで議事録を作る際、次の2点を必ず意識してください。

ポイント①:メモとプロンプトをセットで送る プロンプト(指示文)だけ送っても、ChatGPTは何を議事録にすればいいかわかりません。「プロンプト+会議メモ」をセットで一度に送ることが基本です。

ポイント②:個人名・社外秘情報は入力しない 氏名・会社名・取引金額・未公開プロジェクト情報などの機密情報はChatGPTに入力しないことが鉄則です。個人名は「Aさん」「営業担当」などに置き換え、会社名は「弊社」「X社」などに変えて入力しましょう。


【コピペOK】ChatGPTで議事録を作成するプロンプト7選

プロンプト①:基本の議事録整形(最もよく使う万能型)

以下の会議メモを議事録形式に整形してください。
「①日時 ②参加者 ③議題 ④決定事項 ⑤課題・懸念点 ⑥次回アクション(担当者・期限付き)」
の形式で、箇条書きを使って読みやすくまとめてください。

【会議メモ】
〔ここに会議メモを貼り付ける〕

活用例: 週次定例会議・プロジェクト進捗会議・部署内ミーティングなど、あらゆる会議に使える万能プロンプトです。


プロンプト②:3行サマリー(上司・関係者への共有用)

以下の議事録を3行以内に要約してください。
「①決まったこと ②残っている課題 ③次にやること」
の形式で、簡潔にまとめてください。

【議事録または会議メモ】
〔ここに貼り付ける〕

活用例: 会議に参加できなかった上司・関係者へのメール共有。長い議事録を読む時間がない人向けのダイジェスト版として活用できます。


プロンプト③:アクションアイテムだけ抽出する

以下の会議メモから、「誰が・何を・いつまでに」やるべきアクションアイテムだけを
一覧表形式で抽出してください。
担当者が不明なものは「未定」と記載してください。

【会議メモ】
〔ここに貼り付ける〕

活用例: 会議後すぐに担当者へタスクを振りたいとき。プロジェクト管理ツール(NotionやTrello)へのコピペ元として使えます。


プロンプト④:音声書き起こしテキストから議事録を作成する

以下は会議の音声書き起こしテキストです。
発言者別に論点を整理して、最終的な合意事項と未決事項を分けて
箇条書きでまとめてください。
読みやすいように重複や雑談は省いて構いません。

【書き起こしテキスト】
〔ここに書き起こしを貼り付ける〕

活用例: ZoomやTeamsなどの録音から自動書き起こしされたテキストを議事録に変換したいとき。書き起こしの精度が低くても、ChatGPTが意味を補完して整理してくれます。


プロンプト⑤:英語の会議メモを日本語の議事録に変換する

以下の英語の会議メモを日本語に翻訳して、議事録形式に整形してください。
「①決定事項 ②課題 ③次回アクション(担当者・期限)」
の形式で箇条書きにしてください。

【英語の会議メモ】
〔ここに英語メモを貼り付ける〕

活用例: グローバルチームとの英語会議後に日本語議事録を作成したいとき。英語→日本語の翻訳と整形を一度に完了できます。


プロンプト⑥:議事録から次回会議のアジェンダを自動生成する

以下の議事録をもとに、次回会議のアジェンダ案を作成してください。
「未解決の課題・積み残しの議題・次回確認が必要な事項」を中心に、
所要時間の目安も添えて5項目以内でまとめてください。

【議事録】
〔ここに今回の議事録を貼り付ける〕

活用例: 今回の会議が終わったその場で、次回の準備まで一気に完了させたいとき。議事録と次回アジェンダを連続して作ることで、会議の準備時間をゼロに近づけられます。


プロンプト⑦:議事録の送付メール文を自動作成する

以下の議事録を関係者にメールで共有するための送付文を書いてください。
「①会議の概要(1行)②議事録の確認のお願い③修正・追記の期限」
を含めて、ビジネスメールとして自然な文体で150字以内にしてください。

【議事録】
〔ここに議事録を貼り付ける〕

活用例: 議事録完成後、関係者への送付メールも合わせて自動作成したいとき。議事録作成→送付メール作成まで、会議後の一連の業務をChatGPTで完結させられます。


Before/Afterで見るChatGPT議事録作成の効果

実際にChatGPTを導入した場合の変化を具体的に示します。

Before(ChatGPT導入前:営業職・Dさんの場合) 毎週月曜日の営業会議(1時間)後、議事録作成に平均50分かかっていた。会議後すぐに議事録を作り始めても、内容を思い出しながら文章化する作業が重なり、「議事録作成が一番嫌いな仕事」と感じていた。

After(ChatGPT導入後) 会議中にスマホで箇条書きメモをとり、会議終了後にChatGPTにメモ+プロンプト①を貼り付ける。30秒で議事録の叩き台が完成。確認・修正で10分以内に仕上がるようになった。

削減時間の試算: 50分 → 10分 = 1回あたり40分の削減 週1回の会議の場合:月4回×40分 = 月160分(約2時間40分)の削減

この空いた時間を顧客対応・資料作成・翌日の準備に充てられるようになり、「議事録が一番苦手な仕事」から「会議後10分で終わる軽い作業」に変わったとDさんは言います。


よくある失敗と対処法

失敗①:メモが少なすぎて内容が薄い議事録になる

原因: 会議中のメモが「決定:Aプランで」の1行だけなど、情報が少なすぎる状態でChatGPTに送っている。

対処法: 会議中に「①誰が何を言ったか ②何が決まったか ③誰が何をするか」の3点を意識してメモする。完璧な文章でなくていいので、この3点だけは書き留める習慣をつけましょう。

失敗②:返ってきた議事録の内容が実際と違う

原因: AIはメモにない内容を「補完」することがあります。これをハルシネーション(誤情報の生成)と言います。

対処法: ChatGPTが生成した議事録は必ず自分の目で確認し、実際の会議と違う箇所は修正する習慣をつけましょう。「ChatGPTの出力は叩き台・最終確認は人間が行う」がAI活用の鉄則です。

失敗③:プロンプトだけ送ってメモを貼り忘れる

原因: 急いでいるときにプロンプトだけ送ってしまい、「何を議事録にすればいいですか?」と返ってくる。

対処法: プロンプトと会議メモを必ずセットで送る。コピペの順番は「プロンプトを入力→その下にメモを貼り付け→まとめて送信」が最も確実です。


良い例・悪い例|メモの質で議事録の質が変わる

同じプロンプトを使っても、入力するメモの質で出力の質が大きく変わります。

❌ 悪いメモの例(情報が少なすぎる)

・Aプランで決定
・田中さん対応
・来週まで

→ 誰が何を決めたか・何の対応か・来週のいつまでかが不明なため、議事録としての情報が不足している。

✅ 良いメモの例(3点を押さえている)

・新規顧客向けキャンペーン→Aプランで全員合意・決定
・顧客リスト整備→営業担当が対応(田中さん担当)
・期限:来週水曜5月14日まで・完成したら全員にSlackで共有

→ 何が・誰によって・いつまでに決まったかが明確なため、そのままでも十分な議事録の叩き台が返ってくる。

会議中のメモは「文章」でなく「箇条書き+固有名詞+期限」の3点を意識するだけで、ChatGPTの出力精度が大きく変わります。ChatGPTでのプロンプト入力全般をさらに深く学びたい方は、ChatGPTプロンプトとは?初心者でも使える書き方と実例20選【完全ガイド】も参考にしてみてください。


議事録作成をさらに自動化したい方へ

ChatGPTで議事録の「整形」は自動化できましたが、「会議の録音→文字起こし→議事録化」まで一気に自動化したい方には、専用の議事録自動作成ツール(Notta・tl;dvなど)との組み合わせが効果的です。

音声録音から文字起こし・要約まで自動で完了するAI議事録ツールの使い方については、AIで議事録を5分で自動作成する方法!おすすめツール比較とプロンプト完全ガイドでも関連する業務自動化のヒントを紹介しています。

またChatGPTを使った議事録以外の仕事効率化の具体的な活用法は、ChatGPTで仕事効率化!今日からできる活用法10選でまとめて確認できます。


まとめ|ChatGPTでの議事録作成は「メモ+プロンプト」を今日から試すだけ

この記事でお伝えしたポイントを振り返ります。

ChatGPTを使った議事録作成の流れは「会議中に箇条書きメモをとる→ChatGPTにメモ+プロンプトを貼る→叩き台を確認・修正する」のたった3ステップです。会議後の作業時間は50分から10分以下に短縮できます。

大切なのは「完璧なメモをとろうとしないこと」です。箇条書きで何が決まって誰が何をするかさえ書けば、ChatGPTが読みやすい議事録に整形してくれます。

今日の会議後にプロンプト①を1回だけ試してみてください。まずは今日の会議メモ1件をChatGPTに貼り付けて、どんな議事録が出てくるか確認するところから始めてみてください。「これは使える」という体験が、ChatGPT活用を習慣にする最初の一歩になります。

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